ソムリエとしてお客様に伝えたかったその想いは、いまの原点であり信念である。
栽培では環境を整えることを重視し、
「人間の主観で美しい状態」ではなく「葡萄が他生物と共存共生する多様な状態」を目指し、
この地でこの圃場が存在する意味を意識しながら開墾から栽培を行っております。
醸造に関しても、葡萄それぞれの個性を活かすことを基本とし、
添加物に頼らず、温度や気体などの環境資源とともに味わいを引き出していくことをモットーにしています。
濾過は行わず、素材のありのままをお届けします。
生きたワインたちとの、その瞬間瞬間の二度とない出会いを感じていただけることを願っております。